「りょう」を読んで

こんにちは。ダディです。

昔読んで泣いた本を紹介します。

そう。

ちょっと見て思い出しました。

維盛と弁慶ですね。

僕は5巻まで読めたらそれでいい。

この2人がカッコ良すぎるんです。

思い出したら泣きそうになるので、感想書けません。

維盛と弁慶、どちらのようになりたいかと聞かれたら、僕は維盛と答えます。

もちろん弁慶の力強さとか、優しさに憧れますけどね。

そんな強さが無い人にとっては。

他と比較されて弱いと思われる人にとっては。

維盛の弱さ故の誠実さや優しさ、挫折や諦め、夢が叶った時の達成感。

弁慶とは違う、とても人間らしい魅力があります。

そしてこの2人が吉野の桜を見に行く最中に、お互いを無言で理解し認め合う恋愛や友情とは別の関係の美しさ。

 

かなり前、まだ妻と付き合っている頃の事。

この文庫版を妻が買って読んでいたのです。

5巻を見て、メソメソ泣くんです。

「なん漫画読んで泣きよんか。鬱陶しいのぉ。」と僕。

「だって、維盛が。切なすぎる。。。」と妻。

「漫画で泣くとか、大袈裟すぎるんよ。」と僕。

「じゃあ、読んでん。」と妻。

1巻から5巻を読んで。

5巻の途中で、涙が止まりません。

「維盛が死んだ〜!」と咽び泣く僕。

「あんた、私より泣きよるやん。」と妻。

 

そう。泣くわ。

仕方ねぇわ。

吉野の山桜が涙で霞むのは、仕方ねぇ。

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