こんにちは。ダディです。
僕はポイ活のため、アリンコのゲームをしていました。
今はポイント獲得を諦め、ゲーム内で強くなるために頑張っています。
それも全て、所属しているコロニー（チーム）のためです。
以前にもアリンコのゲームをしたのですが。
その時は、今のようなメンバーに出会うことが出来ず、ゲームを楽しむことが出来なかったのです。
良いのか悪いのか、今はゲームを楽しんでします。
そんな中。
同じ国（サーバー）で別のコロニー（チーム）の人から、勧誘を受けました。
今の国（サーバー）で最強のコロニー（チーム）のリーダーでした。
「こんにちは、あなたの同盟はトップ１１に落ち、トップ１０に入っていません。非常に危険です。私達の同盟に加入して、より良く発展しませんか？」
は？
うちのコロニーは、トップ１０です。
１１との差は、数字的に１１の倍ほどあります。
逆転することは、ありません。
ということで返信しました。
「１０位ですが、どこで１１位と確認できるのですか？」と。
で、操作方法を教えてくれました。
１０位でした。
「私達は１０位です。私は日本人で１と０が連続して表記されている場合、１０と判断します。国際的に１０と判断されます。これは１１ではありません。私の確認方法に誤りがある場合は、謝罪したいと考えています。しかし、あなたの意見は間違っていると判断します。この様な※※（脅迫と書いたら伏せ字にされた）が継続されるのであれば、協定違反と判断します。」
NAP１０という、協定があります。
上位１０コロニーは、お互いに侵略しないという協定です。
すると、こんな返信が来ました。
「あ、またトップ１０に入ったんですね。ただ、皆さんのことが心配なだけで、皆さんに悪い気持ちがあるわけではありません。私も日本で働いているので、日本人を大切に思っています。」
この人の言語は、ベトナムです。
ベトナム人が、日本で働いているとの事です。
「あら、日本で働いてくれているのですね。ありがとうございます。どこに住んでいますか？私は福岡です。」と送りました。
「私は石川県で働いています。病院の食事を作る。」と返信が。
「石川県ですか。福岡とは遠いですね。近くだったら、是非一度会ってみたいと思いました。大変な仕事だと思います。日本で働いてくれる事を、本当に感謝しています。」と送りました。
こんな感じのやり取りが続き、このベトナム人は日本が好きで、日本で働くことを続けたいと言っていました。
まぁ、だからといって、僕に何か出来るわけでは無いんですけども。
そしてゲームの事で話すことになりました。
僕の理想はALLNAP。
全てのプレイヤー同士での侵略をしない、という協定です。
しかし、相手はNAP１０を主張します。
上位１０のコロニー間での侵略をしない。
１１位以下のコロニーに関しては、侵略を制限しないというものです。
一見、新参を狩ってしまえば、古参にメリットがありそうですが。
同サーバー全体での発展に寄与しないんですよね。
新しく入ってきたプレイヤーの、やる気を削ぐ事になってしまうからです。
このNAP１０をALLNAPに変更しないか、という論争をしていたのですが。
長らくこのゲームをしている相手からすると、僕の意見は新参の夢物語という感じなんでしょう。
非常に残念ですが、ALLNAPは実現しませんでした。
でもね。
ベトナム人が日本に来て、病院や老人ホームの食事を作っているという事を知る事が出来ました。
僕は福岡に住んでいて、一生行くことが無いであろう石川県で働くベトナム人と交流することが出来たのです。
この巡り合わせは、偶然でしょうけども。
この人の存在を知ることが出来て、このゲームでの協定を討論することが出来た。
これは僕にとって、素晴らしい出来事でした。
まぁ、本当に日本で働いているか、わかりませんよ？
ウソばっかり言って、僕を自分のコロニーに勧誘しようとしただけかもしれません。
特に、僕達のコロニーが１１位になったとか、意味不明な事を言いだす様なヤツなんで。
信用は出来ないんですけども。
石川県で、老人ホームの食事を作っているならば。
まだ日本語が上手く話せない中、仕事を頑張っているのであれば。
僕は、この人を応援したい。
だからといって、僕に出来ることは皆無ですけどね。
「私は日本という国がとても好きです。また、料理も好きで、特に老人ホームでの調理は、細やかさと丁寧さが求められるのでやりがいがあります。」
料理が好きなんですって。
好きなことを仕事に出来る環境が、日本にあるのなら。
是非、継続できるようにしてほしい。
「現行の制度を調べて、利用してください。多くの仕事で日本に永住する資格が得られます。私に出来ることは限られますが、あなたにのような人が日本に来てくれるのを歓迎します。」と送りました。
すると。
「ありがとうございます。」と日本語で返してくれました。
そして。
「あなたは？なんのしごと？」と日本語で聞かれました。
う〜ん。
あぁ。
まぁ。
ね。
あぁ〜。
え？
僕の？
え？
仕事？
うふふっ♪
んなもん、無ぇわ！
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