こんにちは。ダディです。
ようやく仕事の量が落ち着いてきたと思っていたのですが。
どうやら遅れていた仕事が数件出ていただけで、忙しさは然程変わりませんでした。。。
とりあえず、やれることだけやるって感じで作業を続けているのですが。
まぁ、無理なものは無理なんですよねぇ。
そんな今日、クライアントの方から連絡がありました。
「〇〇の物件の電気工事が全然終わってないらしいけど。」と担当さん。
「あぁ、あれは大工さんから「今日終わった」って連絡がきたんで、来週行こうと思うんですけど。」と僕。
「それはダメよ。工期は今日までよ。最低でも明日に終わらせてよ。」と担当さん。
「いや、明日は土曜日で休みなんで、無理です。」と僕。
「何とか作業の手配をしてくれな。」と担当さん。
「そうですねぇ。本社に連絡しておきます。」と僕。
今の勤め先は、職安の求人票では、土日祝日休みで残業は月平均8時間だったんですよ。
なんか、普通に土曜日に仕事がある感じでクライアントから連絡があるんですよね。
これはきっと、求人詐欺にあったのでしょう。
でもまぁ、僕は土日祝日が休みで雇用されているのでね。
土曜日の出勤は、本社に依頼したら良いんです。
ということで、僕と本社の架け橋のTさんに連絡しまして。
「なんか、明日取り付けしろって言わているんですけど。」と僕。
「そりゃ無理でしょ。そもそも原因は俺達じゃなくて大工ですからね!」とTさん。
「でも担当が明日中に作業しろって言っているんで、本社の人から無理って言って貰えますか?」と僕。
「そうですね。部長から言ってもらうように相談します。」とTさん。
で、数分後。
「ダディさん、月曜日で良いという事になりました!」とTさん。
「ありがとうございます。助かりました。」と僕。
しばらくして、同じ担当さんから同物件の別の部屋の作業の件で連絡がありました。
やらなきゃいけない仕事に手が付けられず、後回しにしてしまったのが原因です。
なんとか作業だけしていたのですが、完了した連絡も出来ないまま。
しかも、他業者の手直しが必要な状態になっていたのですが、そのままにしていました。
それは全て、多忙だからです。
「なんでこんな事になってるの!連絡もせんで!そのままにしてて良いと思ってるの!」と担当さん。
「いや、本当に申し訳ないんですけども。もう無理です。連絡する間もなかったんです。」と僕。
「なんであんな作業になったの!」と担当さん。
電気配線の這わせ方が変わってしまったので、周辺の塗装が剥がれてしまったんです。
これは、早々に担当さんに連絡しなきゃならない状況だったんですけども。
正直、キャパオーバー。
今思えば、連絡したら良かった、と思えるのですが。
当時はソレどころじゃない状況だったんです。
現状の作業になった説明をして、仕方なかったと伝えまして。
「仰ることは当然です。でも、限界までやってるんです。もう、無理です。辞めたいです。」と僕。
「そんな事、俺に言われてもさ。」と担当さん。
「全部、〇〇(別物件のスケルトン作業)のせいです。もう僕じゃ受けきれません。他の業者にうちの仕事を回してください。」と僕。
「あぁ、そうよねぇ。今の状況じゃ、ダディさんも大変よねぇ。」と担当さん。
「担当さんには色々と手配をして貰っているのに、それに答えられないので本当に申し訳ないんですけど、無理なものは無理なんです。」と僕。
「ちょっと、落ち着こう。落ち着いて、1つずつね、解決していこう。」と担当さん。
「本当に申し訳ないです。僕も出来る限りはやっているんですけど、能力不足です。申し訳ない。」と僕。
「う〜ん。大変なのは分かるよ。うちもそうだからね。ちょっと最近は大変だっただろうからね。」と担当さん。
「別件でも、ご迷惑をお掛けしているのに、申し訳ないです。アレは来週の月曜日には終わらせるようにしますんで。」と僕。
「あ、アレね。大丈夫。電気が原因じゃ無いからね。ただ完了検査があったから、その手直しで写真が出てくると思うから、それをみて対応してくれたら良いからね。」と担当さん。
「ありがとうございます。確認して、月曜日で終わらせるようにします。」と僕。
「ううん。無理言ってゴメンね。」と担当さん。
最初は怒っていた担当さんも、僕の状況を見兼ねてか、僕に謝ってしまいました。
その直後。
クライアントの電気関係の担当さんから、電話がありました。
「お疲れです。今、大丈夫?」と担当さん。
「はい、どうぞ。」と僕。
「いや、今、Aさん(さっき電話してた担当さん)との電話を後ろで聞きよったっちゃけど。」と担当さん。
「はい、申し訳ない事をしました。」と僕。
「忙しいのは分かるよ。でもね、その状況でも、報告と相談をしよう。」と担当さん。
「はい、申し訳ないです。」と僕。
「作業の前に、担当に言えばさ、ここまでキツく言われる事もなかったはずよ。」と担当さん。
「はい、ありがとうございます。」と僕。
「ダディ君なら、今回の件で対応の要領も分かっただろうから、次は大丈夫やろ。同じミスはせんやろうし、今回みたいな事になった場合も、事前の相談で担当に文句言われたり、相手にされんかったりしたら、電気系の担当の俺なり課長なりに連絡しておいで。なんとかしてやるけん。」と担当さん。
いやぁ、マジカッコイイわ、担当さん。
きっと、この電気系の担当さんは、作業を発注する担当さんの気質や、僕の今の勤め先のスボラな引き継ぎや教育の状況を理解してくれているんだと感じました。
「まずはダディ君が今の仕事を覚えてさ。理解した上で経験の少ないMさん(一緒に入社した人)に教えてやらないかんけんさ。」と担当さん。
この言葉は、ガッツリ僕の心に刺さってしまいました。
僕が1番、やっていない事です。
と言っても、悲しいかなMさんの方が、僕より作業スピードが速いんです。
効率もいいし、無駄がない。
しかし、マンションの退去後の修繕に関しては、僕のほうが経験が豊富なのです。
僕が適切な指示を出さなきゃいけないんでしょうけども。
申し訳ないんですが、自分の作業で手一杯。
僕がキャパオーバーって、一体、どういう状況なんでしょうか。
これは偏に弊社の駆り出せる人工と、工期設定が釣り合っていないという事でしょう。
「コンセントとかスイッチとかを取り替える簡単な作業で、新しいことなんか何もない仕事だけど、大丈夫?」と、入社の面接の時に社長が言っていた言葉を思い出します。
う〜ん。
パイプファンをダクト換気扇に取り替えるとか、しかもその排気ダクトの塩ビ管を電気工事が管轄するとか、流石に僕も経験したことがない。
「ちょっとレベルが上がるけど、何とか頑張って。」と電気の担当さんから言われました。
不思議だ。
入社時の説明と全く違う。
まぁ、こんな感じで、クライアントの人達は本当に良い人ばかり。
だからといって、甘え続けるわけにもいきませんから、僕は僕なりに頑張ってクライアントの期待に応えたい。
しかし、ねぇ。
クライアントの期待に応えるために頑張っても、勤め先が儲かるだけと思うと。
詐欺師に飯を食わせている感じがして、ムカつくんですよねぇ。
あぁ、やっぱり早く独立したいなぁ。
クライアントと僕が直でやりとりするなら、こなした分だけ実入りがあるでしょうから頑張り甲斐もあるんですけどね。
時間外の手当も、どういう計算がされているのか分からない勤め先で、真剣に働く気力を持ち続ける事は不可能じゃないですかね。
まぁ、世の中には真夜中にう○こ掃除を依頼されて、う○こをビニール袋に入れて、う○このあった床をウェットティッシュで拭き上げたりする人も居ると思えば、今の作業は全く普通の仕事なんですよね。
いや、これは違うな。
僕が言いたいことは。
無責任に調子の良い事を抜かすカスは、信用できませんね。
コレも違うなぁ。
とりあえず。
今日は寝よう。
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