スイッチの種類について

こんにちは。ダディです。

スイッチの種類が分からなくなったら見てください。

基本的な種類のみ記載しています。

タイマー等のスイッチについては連絡してください。

片切・3路・4路

スイッチは、1つの器具に電気を供給・遮断を行い、ON・OFFを切り替える部品です。

器具に対して何個のスイッチでON・OFFが可能なのかによって、選定するスイッチが決まりました。

片切とは

器具に対して1つのスイッチでON・OFFする場合は、片切スイッチを使用します。

フルカラーの場合は表面に黒い表示がON側に付いています。

コスモワイドの場合は、ハンドルを外した場合、スイッチ本体の押す部分が青色です。

3路とは

器具に対して2つのスイッチでON・OFFする場合は、3路スイッチを使用します。

フルカラーの場合は表面に黒い表示が無くON側OFF側の判別が出来ません。

コスモワイドの場合は、ハンドルを外した場合、スイッチ本体の押す部分が黄色です。

4路とは

器具に対して3つ以上のスイッチでON・OFFする場合は、2つは3路スイッチを使い、他のスイッチは全て4路になります。

フルカラーもコスモワイドの場合も表面が3路と同じです。

標準・ホタル・パイロット

スイッチ本体にランプが付いている物があります。

スイッチの現状がON・OFFのどちらになっているのかが確認できます。

標準

標準と表記しましたが、実際の呼び名は不明です。

光りません。

ホタル

ホタルスイッチは、器具に通電していないOFF時にスイッチのランプが点灯します。

フルカラーではオレンジ色の光が多いです。

コスモワイドでは緑色以外を見たことがありません。

パイロット

パイロットスイッチは、器具に通電しているON時にスイッチのランプが点灯します。

フルカラーもコスモワイドも赤色に光ります。

パイロット・ホタル

前述のホタルとパイロットのランプを兼ね備えたスイッチです。

基本的にランプが消える事はありません。

緑もしくは赤が点灯しています。

タイマー内臓のスイッチでは、通常OFF時に緑、ON時に赤、ONからOFFへ切り替えたタイマー作動時間内で消灯します。

わからない場合は品番を確認

既設のスイッチが見た目で判断できない場合は、外して確認しましょう。

スイッチの配線を抜き差しする必要が無く、スイッチの品番を確認するための作業であれば電気工事士の資格は不要です。

大切なこと

お客様の要望を確認して、適切な商品を提案できるようにしましょう。

そのためには最低限、上記程度の知識が必要です。

片切で良い場所に3路が設置されている場合は、お客様に機能を説明して片切を提案しましょう。

スイッチにホタルが設置されているにも関わらず、標準のハンドルが設置されてホタルスイッチのランプが見えないという物件もあります。

お客様に現状を説明し、どの様な選択肢があるのかを説明できるようになってください。

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