ワダツミの木の解釈

こんにちは。ダディです。

なぜだか、ワダツミの木を思い出しました。

元ちとせさんですよね、ワダツミの木を歌う人。

良い歌ですよね。

歌よりも彼女の歌唱力が素敵ですよね。

独特な曲調が好きだったんですけども。

20年ほど前の僕は、歌詞に意味など無いと思っていました。

それが最近、違うことに気付きましてね。

この歌の歌詞は、どういう意味なんだろうと思ったんです。

Wikipediaには「作詞を手がけた上田現によると、歌詞の内容は「ある女性が、人を好きになるあまり花になってしまう」物語である」と書いてありました。

ふーん。

なんか、しっくりきません。

自分なりの解釈

これはきっと、昔の神様のお話なのです。

男女2柱の神様が、更に上の位の神様に命令されました。

「〇〇へ行きなさい。赤い月の夜に船を出せば、風が導く。決して戻ってきては、いけない。」

2柱は神様の言いつけを守り、船出しました。

目的地へ、ひたすら真っすぐ進むのですが、到着しません。

まるで同じ場所をぐるぐると回っているだけのようです。

「本当に〇〇へ近づいているのか。引き返した方が良いのではないか。」と男神。

「神の言いつけ通りです。このまま進み続けましょう。」と女神。

永遠とも思える時間、2柱は歌を歌い進み続けます。

周囲一面水平線が続き、船は真っ直ぐに進んでいます。

男神は不安になり、引き返そうとしますが、女神が制止します。

ついに女神の静止を振り解き、男神が舵を切ろうとしました。

その時。

女神が海へ飛び込みました。

足でしっかりと海底を掴み、根を張ります。

長い髪は枝となり、赤い花をつけました。

ここで女神は道標となったのです。

船の後方に赤い花があれば、男神が迷うことはありません。

男神は自分が迷わずに進んでいる事を示すため、女神のために歌を歌います。

遠く離れた船から見えるように、赤い花の木は大きな島になりました。

島に届く歌声は、どんどん小さくなり、波の音に消されてしまいます。

女神は願うのでした。

どうか安寧な航海が続きますように。

どうか波が穏やかでありますように。

波よ、もし聞こえるなら、少し、今、声をひそめて。

そして思ったこと

勝手に解釈して、勝手に感動しています。

女神、優しい。

きっと男神の事を好きだったのかも知れません。

でもこの優しさは、恋愛感情とは少し違う気がする。

ひょっとすると男神は息子なのかも知れない。

赤い花の咲く木がある島は、女神かも知れません。

この花は、きっと椿です。

椿で有名な島を見つけました。

一般社団法人 大島観光協会
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五島も椿が有名らしいのですが、ちょっと違う気がする。

どっちが女神やろか。

多分、どっちも女神やろうや。

どちらも素敵な島ですよね。

いつか行ってみたいなぁ。

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