こんにちは。ダディです。
僕の作曲方法は、歌詞が先です。
その歌詞からのインスピレーションでメロディが出来上がり、そのメロディに合う言葉数に歌詞を変更して曲が完成します。
僕には音楽の才能が無いので、今まで作った曲は10曲くらいしかありません。
結構、中途半端に作って終わっているものもあります。
そんな中途半端に作っていた曲の続きが、たまに出来上がる事があります。
前回は5年くらい前か、25歳頃に作った曲のCメロが出来て曲が完成したのです。
病気で亡くなった恋人の後追いをして地縛霊になる男の曲なのですが。
なんとなく、一途な良い男って感じだったんですけど。
Cメロの内容は。
後追いの時に意識が無くなると思ったら、案外意識があるまま身体の自由が利かなくなって、恐怖のあまり恋人を逆恨みする。
なんとも身勝手で情けないヤツに仕上がりました。
そんなしょうもないヤツなのですが、僕は親近感を覚えたのです。
なぜ、Cメロが出来たのか。
それは、突然のインスピレーション。
詞先の僕が、詞がなくても情景からメロディが出来たんです。
そのメロディに歌詞をアテて、完成したのです。
このインスピレーション。
本当に突然なんですよね。
未完の曲を歌っていると、情景が浮かぶんです。
今日は、長女の曲を歌っていました。
本来、この曲は別に未完という訳ではなく、サビはまだ赤ちゃんだった長女を抱っこしていたら歌詞とメロディが出来たのです。
1つの曲にしようと思い、続きを作っていたのですが。
当初の「僕と長女が仲良し」というテーマから大きくかけ離れまして。
曲名も「サワちゃんの歌」から「鎹の苦悩」へ変更になりました。
サビで子供と父親、子供と母親が、それぞれ仲良しと歌うのですが、父と母が仲良しである表現がありません。
Aメロで、ヒステリックな母親の虐待染みた振る舞いに、父親は見て見ぬふりをするという内容です。
それが、突然のインスピレーションによって。
父親が子供を虐待していて、母親が助けないという情景が描かれました。
児相に保護され施設に送られ、安寧な環境ですが、そんな親でも一緒に暮らしたかった、と願う子供。
ここでメロディが出来て、歌詞が出来ました。
最後のサビで、子供と父親も、子供と母親も、仲良しだという、そうあれば良いのにという理想を歌う、そんな曲になりました。
もうこの子の事を思うと涙が出てしまいます。
この子の思う理想の情景、家族の笑顔が素敵なんです。
決して叶うことのない理想は、明るくキラキラしている。
この子が不憫でならない。
帰宅したら、このメロディをピアノで弾こうと思ったんですが。
帰ったら8時過ぎてたので、明日のお楽しみとなりました。
困ったことに、僕がメロディを作ると、たまに鍵盤に無い音が混ざるんですよね。
ですので、頭の中のメロディに1番近い鍵盤の音を探さないといけないんです。
この辺りが音楽の才能が無いってところなんですよねぇ。
そういえば、ピアノを弾いてユーチューバーになろうと思っていたことも、すっかり忘れていました。
よし。
お盆休みでユーチューバーになろうっ!
コメント