呪詛師の観点から見たスピリチュアルの世界

呪詛師に霊感はありません。

霊は見えませんし、オーラなんかも見ることは出来ません。

ですが呪詛の力で霊界(スピリチュアルの世界)を観測する事は可能です。

呪詛の視点から霊界を覗いてみました。

まず呪詛とは

呪い(のろい)の事です。以下、呪詛と表記します。呪い(まじない)と同字なので区別のためです。

呪詛とは自身の魂から相手の魂に影響を与えることを言います。

極めて原始的で脆弱ですが魂の操作が可能であることが、他の術などよりもスピリチュアルの世界に近いと思います。

呪詛に近いものに呪術、魔術、陰陽術、仙術等がありますが、術が付くものは別物です。

呪詛の能力は先天的なものが多く、後天的に獲得は困難であり、自身の努力などでは実質不可能です。また後天的に会得を望む場合は術を用いる方が目的を達成しやすいでしょう。

呪詛師とは

呪詛を使用できる人を指します。

術を応用する場合の呪術を会得した人は呪術師ですので違います。

呪詛師から見えるスピリチュアルの世界を説明します。

スピリチュアルの世界 魂に関して

まずは魂がどのようなものかを知る必要があります。

魂とは、思念のようなものですが、存在します。

空気と同じように、どこにでもあります。空気と違うところは、水中や地中にもあるという事。

真空にはありません。

魂は空気と同じようにあるのですが、距離や時間の概念はありません。

呪詛を使用する場合、自らの魂が相手の魂に影響を及ぼすのですが、その際は時空を移動する必要が無いのです。

3次元で物理的に例えるならば、遠く離れた人を殴る時に「どこでもドア」を開いて直接殴るという感じです。

でもこれでは移動していますからね。ちょっと違うんですよね。

空気を押したら、相手にそのまま押した分の空気が動いて作用するという感じです。

魂が宿る場所

パターン1・重力や慣性等の外部からの力ではなく、自らの力で動くことが出きれる物質であれば魂は宿ります。

例えば、生きている人、生きている植物、電力やゼンマイで動く玩具等です。

パターン2、魂のあるものが直接触れる物質にも使用者の魂が送り込まれる事もあります。

例えば、職人さんの使う道具。

パターン3、多くの人が意識する物。これは宿るというより造っているというのが正しいでしょう。

例えば、神や天使等の印象やイメージや絵等。

そして上記のパターンから逸脱した場合、個体差によりますが時間が経過すると、魂は離れてしまいます。

何故魂が宿るのか

魂はその純度を高めるために物質に宿るのです。

魂には質があります。これを純度と表現します。

高質なほど純度が高いという表現になります。

極めて高純度のものは物に宿ることはありません。純度を高める必要が無いからです。

宿る物質の構造が単純な程、宿る魂の純度は低い傾向があります。

人間のように複雑な構造となる場合、宿る魂の純度は比較的高い物が多くなります。

死後の世界 魂の滞在する場所 状態1

物質が魂を宿せなくなった場合、抜けた魂はしばらく宿っていた物質の形を模して物質の周辺に、その物質が動いていた時の感覚で滞在します。

この時の魂は空間の概念が残っていますが、時間の概念が無くなります。

思念が強いものほど滞在する時間が長くなり、物質の機能停止が把握できない場合も長くなります。

例えば、誰かを強く想い亡くなった場合や、急な事故で自分が死ぬと思っていなかった場合です。

この期間は人で言うと霊として現れる状態です。

長い人で500〜600年程度です。

自らの死を自覚できたり、恨みを忘れたり許したりして、思い残すことが無くなると次に移行します。

死後の世界 魂の滞在する場所 状態2

遅かれ早かれ状態1が終了すると以前の形をなさない魂のみの状態となります。

すると少しずつ、他の同じ状態の魂と融合していきます。

最終的に一番大きな魂と融合して混ざり、拡散するのです。

この期間は人で言うと天国や地獄に行ったとされる状態です。

混ざりはしますが全てが均等にはならず、純度が高いものと低いもので分かれてしまいます。

上下の位置でイメージすると上澄みと沈殿の状態です。

実際には時空の概念が無いのですが、空気と同じように存在はしているのです。

この説明は難しいですね。良い例えが思いつきません。

死後の世界の終了 魂は再び宿る 状態3

純度の低い魂は形を無くして他の魂と混ざった後、他の純度の低い魂と近づき密度を上げて、物質に宿ります。

そして宿った物質が機能停止するまで、他の魂の宿る物質と相互に影響を与えながら自らの純度を上げていくのです。

まず間違いなく、このサイクルを繰り返します。

稀にですが、状態2の他と融合せずに状態1のまま状態3が発生する事あります。

現世 物質に宿った魂が出来ること

物質に宿った魂は、他の物質に宿った魂と相互に影響を与えながら純度を高めていきます。

一方的に影響を与えるような極めて純度が高い人も稀にいらっしゃいます。

歌で聴衆の魂をどんどん浄化し純度を高める、もう神のような方が。

そんな方も、もとは状態3から他の影響を受け、相互影響し、現在の純度になっているのです。

前世にまつわる勘違い

誰かの生まれ変わりとか前世はこの人だった等、言いたい気持ちはわかります。

「前世は歴史上の人物のこの人だ」というのは、少し違います。

通常、死後は状態1から2へ移行しますので、歴史上の人物が状態1から状態3への移行は困難です。

ましてや状態3になる場合は魂の純度が下がるので、歴史上の人物の純度を保ち状態3にはなりません。

前世や生まれ変わりの真相

ただ、歴史上の人物と同じ印象を受ける事はあります。

「この人は歴史上のこの人物と同じ印象だ」と感じる事はあります。

これは魂が宿るパターン3の状態、歴史上の人物の印象がパターン1の印象に近い為です。

多くの人が作り出した「歴史上の人物のイメージの魂」の形が○だとして「生まれ変わりと呼ばれる今を生きる人の魂」の形が○に近ければ、生まれ変わりと間違われても仕方ない。

親を選んで生まれて来たという子供

これは子供の錯覚でしょう。魂は宿主を選ぶという事をしていないからです。

ただ、状態2から状態3へ移行し、流産などで状態1となって状態2に移行せず状態3への移行が稀に発生するので、一度母のお腹に入った魂が再び宿る事は、可能性としてはあると思います。

たまにテレビなんかで「お母さんを選んで生まれてきた」とか「お腹に妹が来た」とか言う子がいますけど、呪詛の観点からは信じられない。特に「妹が来た」という内容で、既に妹となる魂が天国で待機しているというニュアンスでしたので。

しかし、嘘をついている様子や、その子の判断が間違っている様子は無い。

スピリチュアルの世界では頻繁に発生する事案のようなのです。

別のテレビでも一度子を亡くした母親に対して、同じ子の魂が天国で待機しているという内容の番組を見たことがあります。

この内容が本当であれば、この方々にはとても美しい世界が見えているのだろうと羨ましく思います。

オーラの色

魂が相互に与える影響の内容がオーラの色として視覚で認識できるようです。

呪詛師は相互の影響が発生するまで内容が認識できません。

オーラの色で、その人の性格などが判別出来るようです。

色の内容の解説を聞いたことがありますので、相互影響を確認できれば呪詛師もオーラの色を判定出来ます。

質問のある方は

コメントやお問い合わせを頂ければ、僕で分かる範囲ならお答えします。

 

 

そして思ったこと

スピリチュアル系の方には見向きもして貰えないと思いますが。

そもそも、このブログを読む人がどれほどいるのか。。。

こんな適当なことを書いてスピリチュアル系の方に見られでもしたら。

とっても怒られそうなので一応、念の為に書いておきます。

 

フィクションです。

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