嘘について

こんにちは。ダディです。

先日の出来事。

長女に「宿題したか?」と訊ねると。

「うん。」と長女。

「丸付けするけん、見せてん。」と僕。

「あっ、まだやってないのがある。」と長女。

「じゃあ「うん」とか言うな!」と僕。

こんなしょうもない嘘をつくことがあるんですよねぇ。

別の日も、長女が嘘をついたとして、妻から怒られていました。

本人曰く「嘘をついたつもりはない。勘違いや思い込みで間違った返事をしている。しかし嘘つきと言われる。」との事。

長女は泣きながら妻に説明していました。

何やら妻が、長女に色々と言っていましたが。

長女は嘘をついている。

泣いてはいますが、悲しくて泣いているんではなく、涙は流していますが、嘘泣きです。

ここから、僕が喋り続けます。

「おい、バレる嘘はつくな。」

「お前、忘れたふりとか分からんふりして、本当は全部分かって嘘をつきよろうが。」

「バレるような嘘をつかれたらムカつくんよ。」

「この程度の嘘で騙せるって思われとぉって感じで、バカにされた気がするんよ。」

「嘘はついてもいいけど、バレる嘘はつくな。」

長女は泣くのをやめました。

「ガーコ!」と僕。

「なぁに?」と次女。

「可愛いよ❤」と僕。

「ィシー♪」とドヤ顔の次女。

「な?バレん嘘をつけ。」と僕。

「わかった。」と長女。

「ねぇ?私は?」と妙なポーズを取る妻。

「マミィも可愛いよ❤」と僕。

「ィシー♪」とニコニコの妻。

「な?バレん嘘をつけ。」と僕。

「うん(笑)分かった(笑)」と長女。

僕はいつから人の嘘が分かるようになったんだろう。

ほとんどの嘘に嘘と気付いてしまうから、嘘をつかれるとムカつきます。

前述の通り、この程度の嘘で騙せると思われていると思うと、バカにされた気がするんです。

直接、僕に関わることではない嘘も、嘘と気付いてしまうんです。

昔、会社の上司が車両事故を起こして救急車で運ばれたという事がありました。

先輩からその話を聞いたのですが。

「運転中に意識が無くなったらしいよ。」と先輩。

「へぇ〜。マジすか。」と僕。

「ちゃんと検査した方が良いやろって、言ったんやけどさ。いきなり意識がなくなるとか、怖いやろ。」と先輩。

「まぁ、そうっすね。」と僕。

「お前、何ニヤニヤしよん?」と先輩。

「いやいや、逆じゃないかなと思ったんすよ。」と僕。

「逆っち、なんがや?」と先輩。

「意識が無くなって(車を)ぶつけたんじゃなくって、ぶつけて意識が無くなったんですよ。」と僕。

「うわ、それクセェね。」と先輩。

「ゴン!ふ〜ん。って。」と僕。

あぁ、懐かしい。

みんな元気にしているだろうか。

と、まぁ、こんな感じの思い出ばなしでした。

なんで嘘を見抜いてしまうのか。

それは、単純に辻褄が合わないからなんです。

長女が宿題を終わらせていないのに、終わったと言う事の、どこに辻褄の合わないところがあったのかを考えたのです。

きっと、宿題をする時間の確保が出来ていない状況だったという事を無意識に推察しているんです。

さて。

これから長女も成長して、嘘が上手くなってしまうんでしょう。

いつか僕が騙される時がくるのでしょうか。

その時を楽しみにしておこう。

そして思ったこと。

僕はバレない嘘をつく事を考えるより、正直に話した方が良いんですよね。

どんなに悪いことでも、それが本当の事だったら仕方ないじゃないですか。

そこで体面や体裁のために、嘘を考えるのも面倒です。

世の中には嘘つきが多いですよね。

騙される人も多いでしょう。

そう言えば、僕も今の勤め先から嘘の求人で騙されて入社しましたね。

やっぱり、嘘で騙されたら、ムカつきますね。

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