最終コースの奇跡

こんにちは。ダディです。

子供達が、確実に上達している。

特に次女。

まぁ、マリオカートの事なんですけどね。

いつもの如く、夕飯前にゲームをする子供達。

最近はマリオカートで遊ぶことが多いんですけども。

50CCという一番遅いクラスで遊んでいます。

4つの各コースを3周ずつ走行します。

長女は概ね1位になりますが、次女は5〜9位とマチマチ。

長女は100CCで遊んだ方が良いかも知れませんが、そうなると次女がボロ負けしそう。

という事で、今も50CCで遊んでいるのです。

長女は安定して1位。

普段と違うのは次女でした。

4つのうち、最初のコースで3位、次のコースで3位、3つ目のコースで9位。

「あんもう!どうしても勝てん!」と次女。

「頑張れガーコ。壁に当たったらダメぞ。」と僕。

最終コース。

レース序盤のスタート時。

子供達は既にロケットスタートを習得済み。

長女が1位、次女が2位。

ここから、どれだけ次女がミスをせずに順位を下げないでいられるか。

コースは複数の道に分かれており、途中から分かれた道が合流する作りになっています。

あれ?

なんか、急に次女が1位になった。

「おっ!ガーコ、1位やねぇか!頑張れ!」と僕。

「あっ!ホントだ!」と長女。

これ、最短ルートがどこなのか調べる必要がありそうです。

そして中盤。

長女は1位ですが、次女が5位まで順位を下げました。

しかし。

赤甲羅をゲット。

「よしっ!ガーコ、よしお(ヨッシー)にブッつけてやれ!」と僕。

自動追尾の赤甲羅は、前を行くヨッシーに命中。

そして更に前方のピーチにヘアピンコーナーで体当たり。

「おぉ!上手い!」と僕。

「ガーコ、やるねぇ。」と妻もキッチンから応援しています。

3位まで順位を上げました。

レース終盤。

長女は安定の1位。

次女は抜きつ抜かれつ、3位。

複数分岐のルートが合流すると、次女の目前に2位のCPUが。

「おぉ!2位のヤツ(名前がわからん)がおるやん!勝てるんやねぇんか?」と僕。

徐々に2位に迫る次女。

直線のスピードではCPUより分がある様子。

そして何故か全員に雷の洗礼。

小さくなったキャラクターで走行しているとき、遂に次女が2位に。

「やった!2位やん!」と僕。

「えっ!?ガーコ、そんなに近くに居ると?」と長女。

2位になった次女の画面には、長女が見え隠れしている。

ゴールは目前。

すると後ろからトゲゾー甲羅。

「ガーコ、アブねぇ!トゲ甲羅に気をつけろ!」と僕。

運良くコース脇に居たので回避出来ました。

長女に甲羅炸裂。

「あっ!これ、ガーコ勝てるんやねぇんか!?」と僕。

「うわぁ!負けたくない!」と長女。

スピード重視の長女は、スピン直後の速度回復が若干遅い。

そこに既にスピードの乗った次女が到来。

ゴールギリギリで、順位が入れ替わります。

ガーコ、1位になりました。

「やったぁ!ガーコすげぇ!1位になった!」と僕。

「やったぁ!初めて1位になったぁ♪」と次女。

「ガーコ、凄かったねぇ。あぁ〜、悔しぃ〜。」と長女。

このコースでは、初めての勝利。

以前、僕も一緒にやっていたのですが、1位になれなかったみたい。

総合優勝は長女。

次女は総合3位。

「やったね!サーちゃん!」と次女。

長女と次女は方を組んで、飛び跳ねて喜んでいました。

次女は妻の元へ行き「ガーコね、初めて1位になったんだよ!」と報告していました。

「ガーコ、凄いねぇ。良かったねぇ。」と妻。

「あれは運が良かったね。サワちゃんがツイてなかったな。」と僕。

「あのタイミングで甲羅が当たったら仕方ないよね。」と長女。

中々、白熱した戦いでした。

50CCでコレだけ楽しめるのなら、まだまだ長く楽しめそうです。

そして、しばらくして。

「ねぇ、マミィ?ガーコ、何位になったと思う?」と次女。

「何位やったと?」と妻。

「さっきね、初めて1位になったとよぉ。」と次女。

「良かったねぇ。」と妻。

余程嬉しかったのでしょう。

「ガーコ、分かった。もう、うるせぇんよ。」と僕。

そして思ったこと。

昔はゲームを一生懸命やっていましたが。

今では見るほうが楽しいかも知れない。

自分がゲームをする以上に、ゲームをしている子供達以上に。

見ているだけなのですが、僕が1番熱が入っている気がする。

明日も熱いレースが繰り広げられる事でしょう。

楽しみが1つ、増えました。

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