次女が家族というカテゴリーを覚えた

こんにちは。ダディです。

僕と長女と次女の三人で、いつも通りお風呂に入っていたのです。

次女が保育園でクレヨンを使うと、決まって手指の爪の先にクレヨンが詰まった状態で帰ってきます。

そのクレヨンを洗浄するために1本歯ブラシを準備しているのですが。

今日、次女はその歯ブラシで歯を磨いていました。

「ダメぞガッコ。それは手とか足とか洗うやつぞ。それで歯磨きしたらダメぞ。」と僕。

「ちがう!これはみんなのって言ったでしょー!」と次女。

まるで国会議員のような論点ずらし。こいつ、政治家か?

論点をずらすのなら、ずれた先で論破してみせるぜ。

「みんなのって、みんなって誰のことか?」と僕。

「みんなって言ったでしょー!」と次女。

同じ答弁を繰り返してやがる。こいつ、神奈川県第11区選出か?

「みんなって言ったら、知らないオジサンとかも使うってことよ!」と、オジサンが好きな長女。

「ちがーう!オジサンじゃなーい!みんなのって言ったでしょー!」と次女。

ちーがーうーだーろー!このハゲー!を思い出しました。

「みんなって、ダディは使ってもいいと?」と僕。

うなずく次女。

「他には誰が使っていいと?」と聞くと。

「ガッコ(次女)と、タータン(長女)と、マミィと、ダディ。」と次女。

「じぃじぃさんは?」と聞くと、首を横に振りました。

「ばぁばぁさんは?」と聞くと、首を横に振りました。

「しーちゃんは?」と聞くと、首を横に振りました。

「じぃじぃさん、ない。」と次女。

「ダディとマミィとサーちゃんとガーコなら、家族よ。みんなじゃないよ。」と僕。

「そうよ。その四人は家族よ。」と長女。

「たじょく?」と次女。

「かーぞーく。」と長女。

「かじょく?」と次女。

「そうそう。家族ね。」と僕。

4人が家族というカテゴリーだということを理解した様子でした。

次女が「みんな」と表現していたものが家族だと理解していたとしたら。

今までの会話の中で、感じていた意味が少し違ったものだったのかも知れません。

「これはかじょくのね!」と歯ブラシを咥える次女。

「だけん!それを口に入れるなっち言いよろうが!」と僕。

 

年頃の娘との会話って、難しいですねぇ。

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