こんにちは。ダディです。
今日も次女とトランプで遊びました。
神経衰弱のあと、次女が「ババトリしたいなぁ♪」と言いました。
「ババトリ?なにそれ?」と僕。
「こうやって(扇状にトランプを持ち)、こうする(相手からカードを1枚取る)やちゅ。」と次女。
「おぉ、ええよ。やってみようや。」と僕。
「ババ抜き」や「ジジ抜き」は経験があるのですが「ババトリ」は初体験です。
ルールは至ってシンプル。
ババ抜きやジジ抜きと同様に、全てのカードを全員に配り、全員で1枚ずつ順番に取って、カードの数字が揃えば場に捨てるというもの。
ババ抜きやジジ抜きとの違いは、1つ。
揃わないカードが無いということ。
最終的に、2人が1枚ずつを残す状態となり、どちらか一方がカードを取り、場に捨てて終了。
これに勝ち負けは、ありません。
有るとしたら、2人が残って、最後の1枚を引かれて手持ちのカードが無くなった方が勝ち。
しかし、勝ち負けは無い方が良いと思います。
今日は僕と次女の2人でやったのですが、最終的にジョーカーが2人の手元に残りました。
このジョーカーが2人の手元に残る1ターン前。
僕の2枚のカードには、2とジョーカーがありました。
2を引かせてやろうと思い、ジョーカーを隠すように持っていたのですが。
隠したジョーカーを、ちょっと覗き込む次女。
そして次女は2を引きました。
僕が引く番です。
ガーコのジョーカーを引きました。
「やったぁ♪」と次女。
ジョーカーが、僕の手元でペアになっています。
僕は、少し感動しました。
「やっと上がれた」というジョーカーの心の声が聞こえました。
「良かったな。ガーコに礼を言え。」と心で返事。
そしてペアのジョーカーを場に捨てました。
「イェーイ♪」と僕。
両手を上げて、次女とハイタッチ。
2人で全てのカードをペアにする事が出来ました。
2人なので、カードを引く度にペアが出来ます。
戦略も心理戦も推理推察も、全く必要としないゲームです。
ただただ、トランプでペアを作るだけのゲームです。
そんなゲームを「どれにしようかなぁ?」とか言いながら、とても楽しそうにカードを選ぶ次女。
何を選んでもペアが出来るのに。
でも、どのゲームよりも幸せな気持ちになりました。
勝ち負けを競う必要が無いんです。
それに、カードを選ぶ次女が可愛すぎる❤
全部揃って、達成した事を喜び合えました。
いや、違うな。
これは好きな人とやるから良いんですね。
子供と一緒にやっているから、幸せな気持ちになったんでしょう。
ムカつくヤツとやっても、ただの時間の無駄です。
子供とトランプで一緒に何かやっているから幸せだったんですね。
そして勝ち負けが無く、誰も負けて悔しい思いをせずに済んでいる。
よし。
明日は、家族全員でババトリをやろう。
きっと、長女と妻は「何が面白いか分からん」とか言うんでしょうけど。
とりあえず「全員でやるぞ!」と強制してやろうと思います。
一家団欒ってヤツですね。
明日が楽しみです。
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