歩いてばぁばぁさんち

こんにちは。ダディです。

歩いてばぁばぁさんちに来ました。

家の近くの公園で長女と次女と僕の三人で遊んでいたのです。

「しーちゃんに会いたい!」と長女が言い出しました。

「歩いていくの?」と聞くと、頷きます。

「わたし、道知ってるよ。」とアピールしてきます。

「じゃあ行ってみようか。」と、なりまして。

次女の手を引き、長女先導で進みます。

戦闘陣形はアマゾンストライク。

長女の素早さが30%アップしているようで、僕と次女を置き去りにします。

「オイコラ!離れるなや!」

戦闘陣形はフリーファイトに変わりました。

次女は早々にリタイア。僕が抱っこします。

僕が限界を迎えると、次女はしばらく歩いてくれます。

歩行運動は健康に良いらしいのですが。

僕と次女はヘロヘロ。

長女は余裕の面持ち。

イオン原店に買い物に行っていた妻が様子を見にりんごジュースを持って現れました。

子供達は妻に駆け寄ります。

りんごジュースを飲んで、これからどうするかを打ち合わせ。

妻は買った食材を家に持って帰るとのこと。

長女はお目当てのしーちゃんに会いにばぁばぁさんちへ。

次女はかなりくたびれたようで、妻に甘えだしました。

長女の付き添いは僕になりました。

ばぁばぁさんちに到着しました。

エントランスを開けてもらい、お邪魔するとしーちゃん1人。

じぃじぃさん、ばぁばぁさん、不在。

「どういうこと?」と、通常では起こり得ない状況の原因を知りたそうなしーちゃん。

「しーちゃんに会いたかったんだって。歩いてきたかったみたいよ。昨日歩いて帰ったから、自信がついたみたい。」

そう。昨日、子供達はしーちゃんに公園に連れていってもらっていたのです。

ばぁばぁさんちの近くの公園から、うちの近くの公園をハシゴして、家まで歩ける事を子供達は知ったのです。

道のりは1.5キロ。まあ、ちょうど良い距離です。

運動不足の僕には苦行ですけど。

歩いて行けるなんてスゴい!っていう雰囲気を味わいたいんでしょう。

「会いたかった」と言われて嬉しそうだったしーちゃんは、長女の目的が歩く事だったと悟って少し残念そうでした。

 

お昼ごはんを頂いて、僕と妻と次女は帰ります。

長女に言いました。

「帰りはしーちゃんと歩いて帰っておいでね。」

それを聞いたしーちゃんは怒ってしまいました。

長女は、僕を無視しました。。。

 

後で迎えに行きます。

追記です。

3時頃。

You Tubeを見ながらレモンサワーを飲んでいたアルコール依存症の僕。

個人のスマホが鳴りました。

しーちゃんからでした。

電話に出ると「朝来た公園にスプーン持ってきて〜。」との事。

楽天でんわの通話品質が悪く、何を言っているのかイマイチ分かりませんでしたが、何回か聞き直して理解しました。

で、準備していると、また電話。

「お皿も持ってきてー。」との事。

どうやら、ケーキを買ってもらったらしく、お皿とスプーンが無くケーキが食べられない様子。

お皿2枚とスプーン2本を持って、公園に走りました。

シロツメクサの上にレジャーシートを敷いて座っている2人を発見。

「どうぞ。お皿とスプーンです。」と渡しまして。

「それじゃあ。」と帰ろうとすると。

「ちょっと座りぃよ。帰ろうとせんでよ。帰さんよ。」と、しーちゃん。

長女は幸せそうにケーキを食べています。

何故ケーキなのか、全く理解できません。

ピクニックと称してばぁばぁさんちから歩いてうちの近くの公園に来たらしいのです。

長女がケーキを食べている間、しーちゃんが大変な状況だったという説明をしてくれました。

「歩く自身が付いた。歩いてうちの近くの公園まで行ってピクニックしよう。」と。

流石に昼間の日差しの中を歩くのは控えたらしく、おそらく2時半前後で出発した様子。

「大変ですよ。」と訴えるしーちゃんに、言いました。

「全部昨日の公園ハシゴのせいやけね。自分が原因を作ったんよ。天気が良ければ毎週覚悟してね。」と。

「でもこうやって遊んでくれるのなんて、今のうちだけよね。」と、しーちゃん。

小学生になったら、休みの日はお友達とどこかで遊ぶ約束をして、僕達と遊ぶなんて事はなくなるでしょう。

そう思って付き合ってくれるしーちゃんには本当に感謝しています。

ケーキを食べ終わり、しばらく遊んで。

一旦わが家に向かいました。

駄菓子屋さんに行きたいと長女が言っていたのですが、既にしーちゃんからケーキ屋さんとコンビニで合計2千円近く使わせているらしく。

一旦うちに帰って、諦めさせる作戦にしました。

姪に貢いだと愚痴をこぼしている叔母の表情は、言葉とは裏腹にとっても素敵な笑顔でした。

帰宅して「お客さんが来たよー」と次女を呼ぶと。

「はーい!」と元気よく返事をした次女は、玄関に走ってやってきました。

しーちゃんは少し玄関先で妻と話して、帰って行きました。

酒を飲んでなかったら車で送っていったのですが、申し訳ない。

飲んでて良かった。

その後、長女の散髪、夕飯、お風呂と済ませまして。

長女には「しーちゃんはお金持ちだけど、使いすぎたら無くなっちゃうから。」と教えました。

イマイチ納得が出来ないようですが、たくさん買ってもらうのは控えるように気をつけるらしい。

まぁ、「好きに買っていいよ〜!」と言われると、買っちゃいますよね。

 

これはしーちゃんにも協力してもらうように頼まないと。

と、思う反面、特別な日はしーちゃんにおねだりして高価なものを買ってもらうという恒例行事も大切だったりするのかなぁと。

駄菓子屋やコンビニでの浪費は控えてもらいましょうかね。

 

そんな今日。スマホでムービーを撮影したので、妻に送って、しーちゃんにも転送しました。

鬼ごっこなのですが、しーちゃんが鬼で、10数えさせて「まーだだよ」と言ったり。

イマイチルールが不明な状態で、しーちゃんも「え?かくれんぼ?」という感じ。

「もーいーよー」となりまして、長女はあっさり捕獲。

「もー!しーちゃん!本気ださんでよぉ。」と長女。

そんなやり取りのムービーを見てからか、しーちゃんの返信がありました。

「痩せます(´;ω;`)」

えっ!?そこ!?

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