こんにちは。ダディです。
長女が生活発表会で「泣いた赤鬼」の演劇をするらしいのです。
ご存知ですよね、泣いた赤鬼。
おおまかな話の流れ
人間と仲良くなりたい赤鬼が友達の青鬼に相談。
青鬼の提案で、青鬼が人間の里でひと暴れするから、赤鬼が青鬼をやっつける。
人間と赤鬼、仲良くなりました。
赤鬼と青鬼が友達だっとことが人間にバレるとマズイので、青鬼は旅に出る。
赤鬼、泣く。
長女の感想を聞いてみました
赤鬼はしあわせ。人間と仲良くなったから。
青鬼は寂しい。旅に出たから。
人間は普通。赤鬼と仲良くなったから。
長女に質問してみました
Q なんで赤鬼は泣いたの?
A 青鬼が居なくなったから。
Q 赤鬼は本当にしあわせなの?
A しあわせ。
Q 人間を芝居で騙して仲良くなった事に、赤鬼は何も思わないの?
A 私、子供だから難しいことは、わかんない。
長女に伝えたこと
他の人の気持ちを「自分だったらどう思うか」しっかり考えて欲しい。
子供なんで仕方ないと思うのですが、ちょっと露骨で酷い言い方を聞くことがあります。
僕が偉そうに人の事を注意できる人間ではないのですが、そんな僕だからこそ出来るアドバイスもあるはず。
優しいと評判の長女ですから、嫌な事を我慢するだけでなく、接する人の救いになるような言葉遣いが出来る人になってほしいです。
泣いた赤鬼の教訓
小さい頃、この話を聞いて思ったことは、青鬼という一番大切な友人を失って悲しかったんだろうと。
そして教訓なんて特に考えた事もありませんでした。
今、僕が感じたことは。
もう少し良い方法があったはず。
まず、青鬼が村で暴れて、やっつけるフリをするなんて方法が良くない。
人間と仲良くなりたければ、赤鬼が自分で仲良くなるために努力したら良かったんです。
手っ取り早く仲良くなろうとするから、取り返しのつかないことになったんです。
少しずつ人間との関わりを構築していけば、いずれは仲良くなれた事でしょう。
鬼というだけで頭っから否定してくる人も居るでしょう。
でも、その人は青鬼をやっつけて見せたとしても「鬼は鬼」と思うはず。
全員と仲良くはなれないはず。
でも、一部の理解は得られるはず。
良い方法と言うより、赤鬼の努力と配慮が足りなかった。
改めて長女に質問しようと思うこと
お前が赤鬼だったら、青鬼と友達のまま、人間と仲良くする方法を、いくつか考えて教えてくれ。
生活発表会が終わったら、聞いてみようと思います。
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