百姓うどんで感動した

こんにちは。ダディです。

ヒューマングルメンタリー オモウマい店
毎週火曜 よる7時~

この番組を見てました。

どのお店も、安くて大盛り。

見ていて清々しい気持ちになります。

そんな今日は、この番組が2時間スペシャルだったらしく、前半を見逃したのですが、後半の百姓うどんを見ていると。

力いっぱい声を出して「いらっしゃいませ〜!」と言っています。

「よっしゃ〜!」とも言っています。

店主さん、気合が入りまくっています。

20歳のアルバイトの子が、凄いという流れになりまして。

その子が「おはようございま〜す!」という大声を出しながら、厨房に入ってきました。

その時の歩く姿勢。

「良し!今から働くぞ!」という意気込みが、歩く姿に溢れていました。

店主さんが「お客さんの、安全に、事故のないように。お前に任せた。良し、行って来い。」と言うと。

「いってきまーす!」とアルバイト君。

外に出るなり「いらっしゃいませ〜!」と、行列になっているお客さんに声掛けをして。

「本日は百姓うどんにお越しいただきまして、ありがとうございま〜す!」と言っていました。

突如、駆け出すアルバイト君。駐車場のバック誘導を全力でやっていました。

素晴らしい。

僕は今までの人生で、こんなに全力で仕事をした事は、一度もなかったんじゃないだろうか。

アルバイト君の、意気込み溢れる姿勢を見て以降、なぜだか感動して涙が溢れそうなのを我慢していました。

一体、何に感動したのか。

それは百姓うどんの労働環境なんだと思います。

特に店主さんの仕事に対する情熱というか、信念というか、適切な言葉が思いつかないのですが。

アルバイトの方達を「アルバイトとして見ていない。自分の分身と思っている。」と仰っていました。

「だから俺の持っている限り、俺の全てを教える。その先にその子達が卒業しました、辞めましたってなった時に「どこに居た?」「百姓うどんに居た」って、胸を張って言えるような、そういう店に俺は守っていかないかん。それはやっぱ意識しとる。」

このような志の高い人が社長や店長として居てくれたら、良い会社、良いお店だと思います。

そういう人の下で働きたい。

なかなか、巡り逢えませんよね。

類が友を呼んでいるのかも知れません。

僕の知っている良い人は、全員会社を辞めています。

それは組織の上層部にクソが居るからです。

経営顧問を闇討ちするクソ。

夜間緊急対応の会社で「緊急対応なんて、いつまでもやってられないよ」と言ったクソ。

「年収が100万円ほど下がるけど、労基的には問題ないという回答を貰っているから。」と嘘を吐くクソ。

ハローワークの求人票に虚偽記載をするクソ。

「値段が全然合わんもん。」と嘘を吐くクソ。

世の中には、クソのような人間が溢れていますよね。

会社を経営すると、このようなクソ人間になってしまうのでしょうか。

きっと、そんな事はありません。

だって百姓うどんは、素敵だったもん。

出社する時に「よし、今日も頑張るぞ!」と思える会社。

帰宅する時に「今日もよく頑張った!明日も頑張ろう!」と思える会社。

そんな会社で働きたい。

このような会社組織を作るには、やはりトップが現場で働く事が大切だと思うんですよね。

その働く姿、背中を追いかける事が目標になるような。

でもまぁ、僕はそんな会社に就職することは出来ないでしょうからね。

きっと書類審査で落ちます。

残念です。

自分で会社を作ろうかしら。

でもなぁ。

きっと従業員から「あのクソ」とか陰で言われそうですし。

従業員を雇えるような仕事を受注することも無いでしょうし。

あと2年か。

長いなぁ。

ふと、気付いてしまった。

僕は今の会社を、辞めたいのかも知れない。

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