長女の夢が警察官になっていた

こんにちは。ダディです。

長女の夢は、少し前までケーキ屋さんだった気がするのですが。

最近では恋のお相手が警察官になりたいと言っているらしく、長女も警察官になりたいと言い出しました。

「やめとけ。大変ぞ。」と僕。

「え〜!だって、泥棒とか捕まえるんだよ?」と長女。

「いやいや、泥棒も捕まりたくないけん、包丁とかで刺して来るかもしれんぜ?」と僕。

「あ〜、そっか〜。ちょっと怖くて無理かも。」と長女。

「言われたことを直ぐに出来ないような人が警察官にはなれません。」と妻。

「え?どういうこと?」と長女。

「泥棒がいます!早く来てください!って言ってる人がいても、お着替えで時間が掛かってたら泥棒が逃げちゃうでしょう?」と妻。

「え?どういうこと?」と長女。

「長女ちゃんは「これをして」って言われても直ぐに出来ないからよ。」と妻。

「え?私?」と長女。

ダメだこりゃ。

「でも、警察官は腕立てとか腹筋とか出来んとダメらしいぜ?」と僕。

「え〜っ!ふっきん〜っ!」と長女。

「あとマラソンとかもよ。たくさん走らないとダメよ。」と、妻。

「え〜っ!ちょっと、それは私には無理かも。」と長女。

「座ってできる仕事が良いぜ。」と僕。

「そうね。体力を使わない仕事が良いかもね。」と妻。

「弁護士とか良いんじゃね?」と僕。

「どんなお仕事?」と長女。

「悪い事をしてない人が、間違って警察に捕まった時とかに、「この人は違うよ」って言って助ける人。」と僕。

「え?悪い事してないのに、なんで捕まるの?」と長女。

「何もして無くても、犯人と間違われる事もあるぞ。間違われたら可哀想やろうが。」と僕。

「そうね。可哀想。」と長女。

「まぁ、お前には難しいと思うけどね。」と僕。

「警察?」と長女。

「え?まぁ、警察でも良いよ。警察になって、結婚相手見つけてすぐ結婚して辞めたら良いよ。」と僕。

「でも、友達がなってるからっていう理由で決めたらダメよ。」と妻。

「そうね。自分がこの仕事をしたいなぁってちゃんと思える仕事が出来るようになると良いね。」と僕。

「そっか〜。私は、警察官になって泥棒を捕まえたい。」と長女。

まぁ、こんなもんでしょう。

そして今日。

妻が保育園の先生とこの話をしていたらしいのです。

「〇〇くんが警察官になりたいって言ってるから、自分もなりたいって言うんですよ。」と妻。

「あっ、〇〇くんは警察官じゃありませんよ。」と先生。

「え?違うんですか?」と妻。

「はい。警察官僚です。」と先生。

でしょうね!

長女の恋のお相手は、とても良い家柄のお子さんのようで。

とても落ち着いていて、大人びている印象です。

そして正義感が強い。

僕は40前のおっさんですが、彼を尊敬しているのです。

以前、長女がクラスの暴れん坊から意地悪をされている時に「そんな事をしたらダメだよ」と助けてくれたそうなんです。

他にも感心する事が多いのです。

保育園の遠足を撮影したDVDで、インタビュー的なシチュエーションがあるのですが。

インタビュアーからの質問に対する答えの質が、群を抜いているんです。

彼は、しっかりと遠足の内容を把握して、地下鉄の路線名や駅名もしっかり把握して、的確に答えていました。

「やっぱこの子は凄いな。しっかりしとるな。」と僕は妻に言いました。

「いやぁ、保護者はみんな言ってるよ。〇〇くんはしっかりしてるって。凄いよねぇ。」と妻。

そんな彼なら、きっと警察官僚の夢を叶えられるでしょう。

是非、長女と結婚してほしいものです。

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