壁についている照明のスイッチが壊れたら

こんにちは。ダディです。

壁のスイッチが壊れたら、交換するしかありません。

交換には電気工事士の資格が必要です。

なくてもやっている人がいるようですけど。

交換要領をご紹介。

スイッチの形状

僕の部屋は、これがついています。

パナソニック(ナショナル)の製品でフルカラーシリーズです。

スイッチが光ったりしない片切スイッチです。

ちょっと取り替えてみます。

今はこのタイプが一般的ではないでしょうか。

パナソニックの製品でコスモワイドシリーズです。

使用していない時にスイッチが光るほたるスイッチを付けてみました。

写真は保護フィルムを貼ったままですが、通常であれば引き渡し時に剥がします。

一応、会社の補修用在庫ですので、このまま使用する気はありません。

元に戻します。

まずはプレートを外す

では、最初から。

プレートには上下があります。

下から見ると、こうなります。

ここにマイナスドライバーを差し込み、プレートの表部分を取ります。

本来、こうやるらしいです。僕は不器用なので、このやり方で外せません。

僕はプレートの表部分を左から押して右側を引っ張って外します。古いプレートは、下からドライバーで外そうとすると引っ掛ける爪が割れます。

交換すれば済むのですが。

成功したら、こうなります。

左右に3箇所ずつ、表のプレートから爪が出ていて、プレートのベース側に引っかかっているという作りです。

普段の交換作業ではベースまで外すことは少ないのですが、外してみましょう。

金枠の上に壁紙がある場合

壁紙が金枠の上に貼られていますね。

リフォームがされた後は、この様になっている事が多いです。

プレートで隠れる部分なので、作業の邪魔になるものは切ります。

はい、完了。

金枠のネジも外してしまってました。

では壁から外しますか。

金枠からスイッチを外す

先にスイッチを金枠から外したほうが良かったかも知れません。

スイッチはこの写真の左側で金枠に引っ掛けて、右に見える押さえ金具を曲げて金枠に固定します。

外す時は、この押さえ金具から開放すれば良いのです。

こんな感じで、マイナスドライバーを使用して外します。

スイッチだけになっちゃった。

では、スイッチも外しますかね。

ここまでは電気工事士の資格がなくても大丈夫。

むき出しの配線を扱う場合に資格が必要になってきます。

スイッチから配線を抜く

裏側です。

外し穴というところが見えますでしょうか。

黒い線が刺さっている左側の縦長の穴です。

ここにマイナスドライバーを差し込みます。

これで、配線が抜けます。

ほらね。

同じ要領で白い線も外します。

後は新しい部品を取り付けるだけ。

フルカラーとコスモワイド 必要部品の違い

新旧の部品を並べてみましょう。

左から、ハンドル、スイッチプレートの表側、スイッチプレートベース側、金枠、スイッチ、金枠固定用ネジ。

上がフルカラーで、下がコスモワイド。

フルカラーにはハンドルがありませんね。

このように形状が異なるものへ変更する場合は、必要なものを全て揃えましょう。

ネジは既設品を再利用できます。

取り付けの前に 配線の被覆を剥く長さを確認

交換の作業ではあまり気にする必要は無いのかも知れませんが、差し込む配線の被覆を剥く長さが決まっています。

白い配線から銅線がむき出しになっていますね。これをスイッチに差し込むのですが、被覆をむいた部分が長すぎても短すぎてもいけません。

写真の配線の左側に見えるスイッチのくぼみが、長さを指定する表示となっています。

スイッチは12mmの指定になっています。

メーカーによるのかも知れませんが、誤差は±1mmの範囲となります。

面倒なんで、このまま続けます。

スイッチに配線差し込み

スイッチを差し込む時は、外すよりも簡単。

もともとのスイッチと同じように挿せば良いです。

線を穴に押し込むだけです。

抜く時のようにマイナスドライバー等も必要ありません。

スイッチを金枠に固定

金枠にスイッチを取り付ける場合、まず金枠の左側にスイッチが引っかかるようになっています。

引っ掛けた後、金枠にスイッチを押し込みます。

カチッと音がしてハマります。

フルカラーに比べてコスモワイドの方が金枠とスイッチの固定が簡単ですね。

金枠を壁に固定

ネジ2本で固定します。

壁の中に埋め込みボックスが設置されている事が多いのですが、稀にこのボックスがなく、ハサミ金物という部品を使って壁を金具と金枠で挟んで固定しているものもあります。

その場合は、面倒です。。。

頑張ってください。

金枠にプレートのベースを固定

僕は不器用なので、スイッチにハンドルを取り付けることが苦手でして。

プレートのベースが付いていたら、少しわかりやすくなると思います。

スイッチにハンドルを取り付け

写真を撮り忘れました。

スイッチの左側に突起が2個あり、ハンドルの裏側に一部金属が使用された、くぼみが2個あります。

そこを合わせて、まっすぐ押し込むのです。

完了

プレートの表側とベース側の位置を合わせて押し込めば完了です。

ほたるスイッチなので、ONでスイッチのランプが消灯します。

OFFにしてみます。

大成功。

コスモワイドの金枠からスイッチを外す時は

さっき取り付けた物を外した後です。

スイッチの正面から見て右側、裏側から見て左側のマイナスドライバーが、今まさにスイッチを金枠から外そうと固定解除の操作をしています。

写真の部分を、押し込めば外れます。

こんな感じ。

おまけ

この作業をする前のフルカラーの写真でスイッチとプレートが少しズレていたのですが、気になりませんでしたか?

自分の家では特に気にしてなかったのですが、いざ作業をすると、ちょっと仕上がりが気になります。

経年や使用頻度によるものなのかは不明ですが、殆どの場合が調整可能だと思います。

僕がお客さんに引き渡す時は、ある程度調整します。

ツライチ。

だからといって、性能に変化はありません。

ただのおじさんの自己満足です。

今回の作業の感想

普段の作業ではここまで写真を取ることはなく、作業前、作業中、取替部品、作業後の4枚が基本です。

各工程を撮影するのは、本当に面倒でした。

面倒ですが、このように工程毎に写真を細かく撮影して残しておけば、新人研修には大きく役立ちそうですね。

こりゃ、番長と一緒に作らんといけん。

他の作業も、作成してみようと思います。

心に余裕があれば。

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