こんにちは。ダディです。
先日、イソップ童話の本を購入しました。
この絵本の中に「うさぎとかめ」がありました。
一言で言えば、このお話の教訓は「油断大敵」です。
ちょっと、感想文を書きたくなったので、暇がある時に読んでみてください。
あらすじ
ご存知でしょうが念の為に、物語のあらすじを。
うさぎ、足速い。マジ早い。
かめ、足遅い。マジ遅い。
うさぎ、亀を見下し、バカにする。
かめ、ブチギレ、かけっこで勝負を挑む。
勝負が始まった刹那、うさぎがかめを置き去りに。
うさぎ、あまりに楽勝なので、ちょっとお昼寝、からの爆睡。
そのすきを突き、かめの猛烈な追い込みで勝利。
教訓
油断するな。
どれだけ力の差があっても、油断すると足元をすくわれる。
勝てる勝負にも、負けてしまう。
こんな感じですね。
誰しもが思うこと「うさぎが寝なかったら」
うさぎが寝なかったら、ぶっちぎりじゃん!
この発想は稲中の2巻でも、ありましたね。
圧倒的な実力差を持って、一切の手加減無く、弱きを挫く。
「油断大敵」なんか知らなくても、作中のうさぎとかめ程に勝負を決する能力が乖離している場合、普通は強いほうが勝ちます。
むしろ油断したり、手加減というか手抜きをするのは、かめの方なんです。
現実では至極当然に、強者が勝者です。
「油断」で勝負の結果が左右されるという事態は、実力が拮抗している場合にのみ発生するのです。
本当に油断だったのか
うさぎは本当に油断したのか。
うさぎは何故、ゴールしてから寝なかったのか。
勝負の途中、かめを大きく引き離した、うさぎ。
「かめが遅いから」という理由で、かめに負けるまでの長時間、睡眠を取る事ができるなんて。
おそらく、うさぎは体力の限界だったのではないだろうか。
物語の真相
うさぎは、かめの動きの遅さをバカにしていた。
しかし、かめは知っていた。
うさぎは生粋のスプリンター。
中長距離や坂路では体力が持たず、インターバルが必要となる。
かめが提示した条件は、一見うさぎが有利と錯覚してしまう。
しかし、うさぎが応じた瞬間、かめの勝利が確定する。
恐るべきは彼の頭脳。
なかなかクレバーなヤツよ。
ゴールとなる「あの山のテッペン」は、かめの緻密な計算により選定された勝利への道。
ゴールまで101m。
亀は分速1mで移動可能。
兎は分速5mで移動可能。
だが、通常50mごとに20分のインターバルが必要となる。
さらに坂路では分速2.5mまで減速し、インターバルは1.5倍必要となる。
既に負けているとも知らず
二度目のインターバル後に、うさぎの「油断した!」との負け惜しみがこだまする。
そして思ったこと
今の兎の条件で計算したら、36秒差で兎が勝ってしまったわ。
でもね、数字じゃないんです。
こういうのは「文章の雰囲気」の問題です。
しかし、兎も自分の弱点を知っていたと思うんですよね。
「あの山のテッペンがゴールな」って言われた時点で、負けを確信していたかも知れない。
負ける事が分かっていても、受けなければならない勝負だってあるじゃないか。
全力で走って、体力の限界を超え、朦朧とする意識の中、手に届きそうなゴール、背後のライバル。
そんな心意気があったのかと思うと。
かめをバカにした事は許せませんけど。
うさぎを応援しても良いかなってね。
36秒差くらいで。
動揺うさぎとかめの歌詞をみて
納所弁次郎という人が作曲、石原和三郎という人が作詞したらしいです。
もしもし かめよ かめさんよ せかいの うちに おまえほど あゆみの のろい ものはない どうして そんなに のろいのか なんと おっしゃる うさぎさん そんなら おまえと かけくらべ むこうの 小山(こやま)の ふもとまで どちらが さきに かけつくか どんなに かめが いそいでも どうせ ばんまで かかるだろう ここらで ちょっと ひとねむり グーグー グーグー グーグーグー これは ねすぎた しくじった ピョンピョン ピョンピョン ピョンピョンピョン あんまり おそい うさぎさん さっきの じまんは どうしたの
向こうの小山の麓までがゴールか。
現在地から、その小山の麓までが下り坂だったら。
甲羅に潜って転がった可能性が否定できない。
まぁ、コツコツ努力する事が大切ってことですね。
投資で言うところの、つみたてNISAって感じですか。
証券口座もってないならココ↓からSBIで作っておくれ。
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