イソップどうわ25話 名作よんでよんでを買いました

こんにちは。ダディです。

ついに買いました。


僕の子供の頃は比較的裕福な家庭でしたので、イソップ系のお話や子供百科事典的な図鑑とか、大量にありました。

たいてい読んで内容を把握していると思うのですが、しっかりと覚えているのは宇宙の図鑑。

冥王星が惑星としてカウントされている時代のもので、不思議と魅力を感じていたのです。

こんな僕の子供の頃と比較すると、わが家の子供達は本から得られる知識量が少なくなってしまう。

たくさんの本を買うことが経済的に無理なので、以前買った昔話の本のような感じのものを買おうと思いまして。

多分、前に買ったのはコレです。


表紙を飾る絵が可愛いんですよね。

この絵がずっと続くわけでは無いんですけど。

ということで、勝手にレビューしようと思います。

話が端的すぎる

物語のあらすじが解説されて終了、というような物がいくつかありました。

まぁ、25話も収録するとそうなりますわね。

ですが、ストーリーを理解するには充分です。

子供も飽きずに話を聞きます。

テレビがついてたら、気がそれますが。

色々と物語が装飾されないので、深く考える必要が無いという事がメリットです。

妙なことをしていない

アリとキリギリスのお話、ご存知でしょうか。

僕が小さい頃、キリギリスは冬にアリから拒絶され、飢えと寒さで死にます。

僕が大人になった頃、アリがキリギリスを招き入れ、皆でご飯を食べているという事態が発生していました。

そして、この度。

キリギリスは、死にません。

ですが。

アリは「雪の上で遊んでな」とキリギリスを助けません。

助けない、というところで、お話が終わります。

素晴らしいと思いました。

キリギリスの死ぬ場面もなく、アリがキリギリスを助けることも無い。

最高です。

僕がイソップ童話で感じた教訓が、次女にも伝わっているはず。

次女に聞いてみた

次女が「読んで読んで」とうるさいので、読み聞かせているのですが。

アリとキリギリスを読み終わって、次女に聞きました。

「お前さ、どっちが良い?どっちになりてぇ?」と。

「ありしゃん。」と次女。

「え?なしや。働きてぇとや?」と僕。

「ううん。でもありしゃんがいい。」と次女。

キリギリスのように遊んでいたいけど、死にたくはない。

多分、そんな意見だろうと思います。

「自分で、そう思った」って言うのが、大事なんだと思うんですよね。

それが正解でも間違いでも、どちらでもなくても。

自分なりに考えて自分の意見を持つ事ができない、という人が意外と世間に多いんですよ。

他のお話でも、今度聞いてみようと思います。

そして思ったこと

「読んで」って言われたら、読んでやろう。

次女は楽しんでくれるのですが。

長女はスマホのYou Tube、ゲーム、テレビのアニメに夢中になります。

できれば、この教訓を得られるイソップ童話を知って欲しい。

そして何を思ったのかを教えて欲しい。

このような物語は、考え出すと奥が深かったりするんですよ。

いつか笠地蔵の感想文を書いた事がありました。

ウサギとカメあたりで、感想文を書こうかな。

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