こんにちは。ダディです。
何かテレビを見ていたら、富良野のことを放送していました。
何チャンネルだったのか、どんな内容だったのかも覚えていませんが。
富良野の事を放送していました。
富良野といえば、北の国からでしょう。
ここからが、問題なんです。
北の国からといえば、誰を思い浮かべますか?
五郎?(田中邦衛)
純?(吉岡秀隆)
蛍?(中嶋朋子)
草太兄ちゃん?(岩城滉一)
清さん?(大滝秀治)
中畑のおじさん?(地井武男)
水谷?(水上功治)
タマコの叔父さん?(菅原文太)
オープニングの歌の人?(さだまさし)
僕はね、清さんです。
清さんなんですけどね。
とっつぁんの葬式の場面ですね。
この清さんの名演もさることながら。
最後にとっつぁんが五郎を訪ねて来たときの、とっつぁんの演技。
大友柳太朗さんの演技が、北の国からの中で最高の演技なんです。
この人です。
YouTubeで探したのですが、このシーンしか無かったのですが。
とっつぁんが五郎の家に来た時の、家に入る時の演技があっての、このシーンが至高なのです。
18年、苦労を共にした馬を売った、とっつぁんの、悲壮、自責、後悔。
そんな感情の一切を、酒で飲み込んだ、男の姿。
普通の人は、ただの酔っ払いの爺さんに見えてしまうでしょう。
それはきっと、幸せな事なんだと思います。
とっつぁんの苦労を、唯一理解していたのが、あの馬だと言った清さん。
とっつぁんの死後に、清さんが語ったからこそ、馬について語るとっつぁんの演技が際立つのです。
久しぶりにパソコンに保存していた動画を見て、涙を流しています。
「子供がまだ食ってる途中でしょうが!」が、多くのアニメでパロディとして扱われていますよね。
僕に言わせれば。
とっつぁんが五郎の家に来たときに、明らかに酔っ払っているという風体で開ききっていない引き戸を、肩で全開にする、あの演技。
相当、酔っ払っている、あの演技。
そこまで酔うほど酒を飲まずにはいられなかった感情を内包した、あのとっつぁんの演技。
コレをパロディとして扱わないというのは「北の国から」という作品を蔑ろにしていると思うのです。
大友柳太朗さんの名演は、北の国からで見ることが出来ます。
土日でDVD借りてきて、見てごらん。
涙なくして見られない。
きっと月曜には、目が腫れ上がっている事でしょう。
さて。
そろそろ家族が寝た頃ですから。
セブンでレモンサワーを買ってきて、北の国からを泣きながら見ることにします。
既に目が赤くなっている状態で、セブンイレブンに行くのが、ちょっと億劫です。
しかし、ココは。
仏の杵次になったつもりで。
とっつぁんのように。
セブンの自動ドアを、肩で押し開くようにして、店舗内に入ってやろうじゃありませんか。
よし。
通報されないように祈っていてください。
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