こんにちは。ダディです。
晩御飯が終わり、片付けをしていた時のこと。
次女が頑張って、お盆に食器を乗せて運ぼうとしていました。
「ガーコ!無理せんで!危ない!危ない!落ちるよ!」と叫ぶ妻。
なんでコイツはこんなにもうるさいんだろうと思っていると。
ガシャ!っと音がしました。
「あーあ。だけん言ったやん。」と妻。
見ると、お盆から茶碗やお皿を床に落として、悲しそうな顔をしている次女。
お盆から落ちた長女の茶碗は、割れていました。
それを確認した長女は、大泣きします。
まるで、あの日のようです。
ばぁばぁさんがコロ助を連れてきて、リビングにコロ助のションベンをブチ撒けて、長女の防止をションベンまみれにさせた、あの日。
今でも思い出すとムカつきます。
クソババアが。
そんな大泣きを見せられた次女は、そもそも悪気があったわけではありません。
分かってはいますが、散らかされてイラッとしますけど。
今日の次女を庇う役目は、僕のようです。
「おいガーコ、お茶とかこぼしても、お茶碗割っても、お手伝いしよったんやけん、怒らんけんな。」と僕。
大泣きする長女にも言いました。
「お前も泣くな。ディズニーのプリンセスとか、もっと良い茶碗を買ってやるけん、泣くな。」と。
それを聞いて、大泣きしていた次女はニヤッと笑ったらしく。
「あっ!今、サワちゃん嬉しくってニヤッとしたろぉ?」と妻。
次女は、膝を抱えて座り込んでいます。
「けどさ。サワちゃんのお茶碗は、お前が割ったんやけん、サワちゃんには謝りなさい。」と言いました。
周囲を拭いて、落ちた食器を下げて、割れた茶碗を新聞紙に包んで捨てて。
一応、全て終わって、洗面所で手を洗っていると、次女がやってきました。
もう、声を震わせながら、目をウルウルさせて、僕に言いました。
「ダディ。サワちゃんと仲直りしたよ。」と。
「おぉ。そうか。許してくれたか?」と僕。
「うん。仲直り出来たよ。」と次女。
そんな次女を見ていると、僕のほうが泣いてしまいそうになりまして。
「そりゃ良かった。お前は偉いなぁ。」と、次女をハグしていました。
そんな僕から嫌そうに逃げた次女。
「ヒゲがあるから嫌だ」との事。
ふーん。
まぁ、足に落として怪我したとかじゃなくて良かったよ。
さて。
これからしばらく、可愛い茶碗を探すお出かけが増えると思います。
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