「無駄なお金」とされるもの・「無駄なお金」という言い方

こんにちは。ダディです。

不必要なものを買う事は、どんな人もしないと思います。

「いらんけど、多分捨てるけど、買うか。」みたいな。

わが家も、もちろん致しません。

ましてやディズニー旅行が決定してからというもの、妻の雰囲気節約が始まりまして。

「お昼のお弁当を持っていく」
「水筒は全員分用意する」
「外食を控える」
「パンを買わず、ご飯を炊く」

これは長女も賛同しておりまして。

「ダディのお酒は買わない」
「お菓子は我慢する」
「ジュースも我慢する」

先日、僕は禁を破り、家族で食べられるくらいのお菓子を買いました。

「あ!ダディ!無駄なお金使って!」と長女が怒り始めたので。

「食べてん。おいしいぜぇ〜♪」と悪魔のささやき。

もう、ニッコ〜っと笑って、チョコ食べてました。

「たまには無駄なお金使っても良かろう。」と僕。

「でもディズニー行くから、お金なくなっちゃうよ?」と長女。

「良いんだよ。たまには我慢しない日があっても。明日から、また我慢したら良い。」

 

数日後、妻から言われました。

「長女がね、マミィ、無駄なお金使わない?って言ってきたよ。」と。

どうやら長女は無駄なお金を使うことに味をしめた様子です。

ここで、妻は我慢させたらしいのです。

 

数日後。

妻の誕生日が近づいてきたので、外食してお祝いしようという相談をしていると。

「ダメ。無駄なお金は使いません。」と長女。

妻は焼肉が食べたいらしいので、外食はするんですが。

このお祝いに対して「無駄なお金」という長女の認識が許せませんでして。

「お祝いする事を無駄っち言うなや。」と言ったのですが。

日が変わっても数回同じ事を言うので、怒りました。

「ならお前の習い事も全部無駄やけ辞めろや。ダンスも体操も水泳もECCもピアノも。全部辞めさせろや。」と、長女と妻に言いました。

長女は僕が怒った事で、ようやく僕の言う事に聞く耳を持ち始めました。

「何が無駄なのか、自分じゃ分からん。」と長女が半泣きで言っていました。

「誰かの為にお祝いをするのに使うお金を、無駄なお金っち言うな。そこだけ気をつけろ。」

 

まぁ、偉そうにぬかしましたが。

現在、僕は結構反省しています。

そもそも「お金を使う事」に対して無駄か否かではなく、買おうとする物が本当に必要とする物なのかを判断させる事が大切だったんじゃないかと。

「うちは貧乏でお金がない」と子供にすり込んでいますが。

大切にするのは「お金」ではなく「今あるもの」とする方が良いんじゃないかな。

今現在所有しているもので充分とする事、工夫して満足する事、身の丈に合う、足るを知るという事。

「金さえあればなぁ」と僕が言っているので仕方ないのですが、長女もお金持ちになりたいらしい。

お金を持つだけじゃ幸せになれないんだ、という事を教えないといけませんよね。

 

そこで長女に聞いたんです。

「お金持ちになったら、何をするの?」と。

長女は明確な答えを声高らかに宣言しました。

 

 

「ディズニーに行く!」

 

間違いない。

こいつぁ〜充分幸せばい。

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